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9月 24, 2016

YonexOpenJapanゲーム分析1(9/22)

YonexOpenJapan2016、9月22日に2回戦の試合の一部を、スタッフと一緒に分析しました。

時間分析の一部を掲載します。
WPはWorkingPeriod、ラリーの時間(サービースを打ってから、インプレーで亡くなるまでの時間)、RPはRestingPeriod、ラリーとラリーの間の時間です。この他にストローク数も数えています。これらのデータからは、そのゲームの体力的な状況を推測することができます。WP/RPの値が小さいほど比較的楽な試合、大きければ苦しい試合になるでしょう。1ラリーでの平均ストローク数が大きいほど長い試合になります。また、プレーヤーがシャトルを打ってから、相手のプレーヤーが打つまでの時間が小さいほど、テンポが早いラリーになります。テンポは各種目を特徴づけるものになります。最近の傾向として、男子ダブルスは0.6秒程度のテンポ(高速ラリー)になっています。女子のダブルスは、長いラリーになる傾向があります。そこから勝機をどう見つけていくかが重要になるのでしょうか。

このほかにも色々な見方ができると思います。根拠(数値)があると、自分の考えの裏付けになります。

さて、今日は準決勝。素晴らしい試合を期待しましょう。

–以下は9/22データの一部–
http://badminton-coach.com/wp/wp-content/uploads/2016/09/9-22.png

 

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